第3回フォトコンテスト
入選作品
応募者数101名/応募作品数261点
(昨年度:179名/471点)
コロナ禍の中、撮影に出かけるのも困難な状況にあったにもかかわらず、多くの力作が応募された。今年の作品群には、ソーシャルディスタンスが尊重されたせいか、人とのコミュニケーションを通したスナップ写真や、雪があまり降らなかったので、冬の作品が少なかったのが例年と異なる傾向である。
最優秀賞
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京都府知事賞
『静かに染まる雪の花』奥村明裕
(撮影場所:美山町 かやぶきの里)前日の降雪によって美しく咲いた雪の花。全体にブルーになった色調が作品作りに活かされている。民家の赤っぽい外灯の光が対比となって画面全体がまとまった作品となった。
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京都新聞社賞
『手仕事の景色』井上章子
(撮影場所:美山町 美山かやぶき美術館)差し込む夕方の斜光線が室内を照らし、長い影が画面全体に立体感を与えた。座卓上に置かれた紫色の織物が、手仕事の温もりを印象づけている。
優秀賞
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京都府観光連盟会長賞
『新緑に魅せられて』白木勇治
(撮影場所:園部町 龍穏寺)紅葉景色は、季節を変えれば新緑の美しさが際立つ風景でもある。参道を正面に遠近感を生かしながら先の人物に目線が導かれる。傘の赤色が、緑との色彩対比となった。
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南丹市長賞
『園部城祭り-花火』日下部治
(撮影場所:園部町 園部高校校門前)ライトアップされた城門の上で大きく開いた緑色の花火。手前でカメラを構える人物のシルエットもポイントになった。同じ構図の作品もあったが色彩対比の出ている本作品が選ばれた。
特別賞
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一般社団法人南丹市美山観光まちづくり協会長賞
『朝を駆ける』三宅憲二
(撮影場所:美山町 かやぶきの里)駆ける三頭の山羊と女性の姿に、朝の清々しさが伝わってくる。画面左右いっぱいに人物と山羊を配置したので、広がりも感じられた。
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日吉町観光協会長賞
『小春日和』谷田治
(撮影場所:日吉町 日吉ダム)色づいた晩秋景色を立体的に捉えた構図。中央の石に腰掛ける人物の姿や表情に工夫をすれば、さらに完成度が高まる。
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八木町観光協会長賞
『雲の海』城田祥男
(撮影場所:八木町 紅葉峠展望台)雲海と朝焼けの空の色を対比させた美しい作品で、雲の切れ目から望める田畑に生活の息吹が感じられた。
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一般社団法人園部文化観光協会長賞
『秋色の絨毯』宿利伶志
(撮影場所:園部町 龍穏寺)紅葉景色のクライマックスをタイミング良く捉えた秀作で、何度も撮影地に向かったであろう努力が評価出来る。
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るり渓観光協会長賞
『寒波襲来』大内昌男
(撮影場所:園部町 るり渓)厳冬の渓流景色を確かなカメラテクニックによってストレートに捉えた作品。ブルーの色調が厳しい寒さを感じさせた。
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南丹市商工会長賞
『祭りの日』大西幸司
(撮影場所:美山町 かやぶきの里)茅葺き屋根の民家を背景に、楽しく談笑する女性達の表情から祭りの日の喜びが伝わってくる。右側にまとめて人物配置をしたので、画面に広がりも出た。
入選
(撮影場所:美山町 高野)
下野純一

(撮影場所:美山町 田歌)
八木薫

(撮影場所:日吉町 四ツ谷)
浅野三雄
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