第4回フォトコンテスト
入選作品
応募者数112名/応募作品数273点
(昨年度:101名/261点)
審査総評:中田昭 (公社)日本写真家協会会員
作品応募がプリント(129点)とネット(144点)の両方式のため、応募の敷居が低く感じられるせいか、作品テーマも広がり、身近なコンテストとして定着してきたように思う。特に人物を含めた写真が多く見られた。ただコロナ禍の影響か、外出に規制がかったせいで、時間をかけて取り組んだ作品が少なかったようにも思えた。
最優秀賞
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京都府知事賞
『田原の御田』白木勇治
(撮影場所:日吉町 多治神社)溌剌とした早乙女を正面からとらえ、ワイド画面に広がる少女たちの真剣な表情に好印象を受けた。天井の格子模様も画面を引き締める役割を果たした。伝統行事が着実に引き継がれていることが感じられた秀作。
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京都新聞社賞
『秋深まる村』稲木茂忠
(撮影場所:美山町 美山かやぶきの里)俯瞰で村里の秋を表現した作品で、技巧を凝らさないシンプルな構成に好感が持てた。晴れ渡った条件の中で、斜光線で立体的に浮かび上がった茅葺き屋根の民家と点在する紅葉。道を歩く見学者の点景がアクセントとなっている。
優秀賞
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京都府観光連盟会長賞
『いのちを測る』桑原秀樹
(撮影場所:美山町 芦生研究林)芦生の原生林に生息する大木を目にすると、その大きさや生命力に圧倒されるが、この感激を写真にするにはアイデアと技量が問われる。この作品の場合は、タテ画面で幹の回りで手を繋いだ見学者の様子から、その巨大さが伝わってきた。特に、手前の赤いアノラック姿の人物が画面を引き立てた。
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南丹市長賞
『こんばんはお月さま』數間幸二
(撮影場所:美山町 美山町自然文化村)自然の中で子供達とすごすキャンピング。背景の山に、料理づくりの煙が画面にアクセントと立体感をかもし出した。そして空には、雲間から顔を出しそうな月の光。夏のひとときの情景が巧みに捉えられた作品。
特別賞
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一般社団法人南丹市美山観光まちづくり協会長賞
『冬の宵』柿原英治
(撮影場所:美山町 美山かやぶきの里) -
日吉町観光協会長賞
『秋のスプリングスひよし』山下文行
(撮影場所:日吉町 スプリングスひよし) -
八木町観光協会長賞
『八木城址から眺む』糸井利則
(撮影場所:八木町 八木城址) -
一般社団法人園部文化観光協会長賞
『なかよくお参り』舟山周
(撮影場所:園部町 龍穏寺) -
るり渓観光協会長賞
『晩秋の溪』河本義信
(撮影場所:園部町 るり渓) -
南丹市商工会長賞
『春爛漫』杉尾茂樹
(撮影場所:八木町 河畔公園)
入選

(撮影場所:美山町 田歌)

(撮影場所:美山町 大野)

(撮影場所:八木町 紅葉峠展望台)
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